前回の続きです。
気になった私(事務田中)は、安易にお二人に聞いてみることに。
1名はレボセチリジン塩酸塩を服用しているとのこと。
何かこだわりがあるのか更に聞いてみると、予想外の答えが返ってきました。
「一般的には薬というと、成分表や効果などを判断基準にするけれども、錠剤一つとっても、大きさ、形状のデザイン、製造工程など、多岐にわたって違いがみられます。たとえ成分が同じでも、それらが違えば同じものとは言えないため、全てを総合的に判断しています。」
とのこと。薬の見方への強いポリシーを感じます。
「また、薬は商品名に商標、成分等に特許があるのはもちろんのこと、製造工程の技術などや粒の形にも、特許や意匠は多く申請されています。成分が同じでも製造過程が違えば別の特許があったり、錠剤の形状や大きさ、錠剤の包の形状や大きさなど、薬一つとっても、そこには様々な企業努力が込められているのです。」
とも、続けて教えてくれました。
私は今まで成分や効果、或いは副作用などを判断基準にしていましたが、この話を聞いて今後の薬の見方が少し変わりそうです。😮
続く